第 9 回シンフォニック・ジャズ・オーケストラジョージ・デューク委嘱賞受賞
日付: 2024 年 12 月 6 日時刻:午前 10 時 (太平洋標準時)場所:カリフォルニア州ロサンゼルス
シンフォニック・ジャズ・オーケストラ(SJO)の公式Instagramアカウントによると、私は第9回ジョージ・デューク委嘱賞の受賞者に選ばれて光栄です!
この度、素晴らしいニュースをお知らせできることをとても嬉しく思います。私の作曲家としての道のりが、最も予想外で意味深い形で大きな節目を迎えました。このたび、Symphonic Jazz Orchestra(SJO)第9回ジョージ・デューク・コミッショニング賞を受賞しました!
この受賞は、20年以上前に演奏したカーペンター・センターのステージへの特別な“帰還”となります。当時、私はHenry Mancini Institute Orchestraのバイオリンのコンクールで優勝し、ジャック・エリオット氏の指揮のもと、ヘンリー・マンシーニ作曲の*「Cameo for Violin」*を演奏しました。当時、私はジュリアード音楽院でヴァイオリンを専攻しており、初めて「シンフォニック・ジャズ」に触れ、その経験が私のキャリアを一変させ、ジャズやジャンルを超えた音楽探求への情熱を燃え上がらせました。
そして今、数十年を経て、同じステージに今度は作曲家として戻ることになりました。来年、SJOが私の新しい委嘱作品を世界初演してくださる予定です。この作品は、クラシック、ジャズ、そして多文化的な伝統を架け橋とするアーティストとしての私の旅を反映したものです。かつて共にお仕事をしたミッチ・グリックマン氏と、今回は作曲家として再びタッグを組めるのは本当に奇跡のようです。
ジョージ・デューク・コミッショニング賞の受賞は、これまでの道のりを再確認させてくれるものです。多くの困難や挑戦がありましたが、この道を選んで正解だったと感じています。この場を借りて、過去、現在、そして未来をつなぐ音楽を創り出す機会を与えてくださったSJOに、心から感謝を申し上げます。
詳細は追ってお知らせしますが、今はこの喜びの瞬間を皆さんと共有したいと思います。これまで共に旅をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。
大倉めぐみ
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